2013年10月16日

OKの会スクエアダンスクラブ 1周年です

去年の10月、OKの会スクエアダンスクラブが始まりました。
毎月第二もしくは第三日曜日の午前中、関町北地区区民館で行っています。
主催者は会員(柏木)の夫です。
先日、スクエアダンスの愛好者の機関紙「CSCニュース」から原稿依頼が来て
夫がOKの会スクエアダンスのことを書きました。
内容を抜粋して掲載します(本人とCSCニュースの了解を得ています)。


■毎月一回ビギナー講習
 昨年10月から、毎月1回のビギナー講習を始めました。いつでも、新しい人を受け入れる事にしています。チャレンジで月1回例会をしているところは割合あると思いますが、ビギナーを月1回行うクラブはあまりないと思います(通常は週1回以上ですね)。
■発達障害者への支援
 ビギナー講習の対象は発達障害の子供たちです。
 発達障害の子供たちは、知的障害のある人から、高いIQを持つ人までさまざまです。感覚過敏や識字障害などがあったり、発達の仕方に凸凹があったり、得意な事、不得意な事の差がとても大きいようです。知能が高くても、一般に期待されている行動がとれずにトラブルになり、社会生活に困難を持つ人もいます。
 発達障害の子供が成長し、社会に出て行くには、その特性を生かせる道を見つける事が大切ですが、それでもある程度の社会性は身につけておかないと、社会に受け入れてもらえません。社会性の習得は彼らにとって大きな課題です。彼らは、場の空気を読んで適切な行動を取るという事が苦手です。優先度がつけられず、一つの事に集中し、他人の思惑を忖度できません。予定の変更も苦手で、いつも一定の状況にいる事に安心を覚え、変化を嫌うために、経験を増やしていく事ができません。
 少しでも経験を増やしてほしいと思って、働きかけるのですが、やる気のないものごとに誘ってもなかなか受け入れてもらえません。新しい場所は苦手です。強制しすぎると、自傷行為などの二次障害につながってしまう場合もあります。自分の気持ちをごまかして、適当に付き合うなどという事はできません。嘘がつけないのです。
 こんな彼らを、スクエアダンスの世界につれていきたいと思いました。いろいろと苦手な事が多い彼らにとって、良い刺激になると思えたのです。
・コールの動作が決まっていることが、決められたとおりの事が好きな彼らに向いている
・コールの動作は決まっているが、何がコールされるかわからないという意外性は、予定外の対応が苦手な彼らの行動トレーニングになる
・人の動きにあわせて動く事は、周囲を見る協調性の練習になる
・8人いるからできる。=みんなに感謝でき、感謝され、自己肯定感が高くなる
・親と子でも、一緒に活動できる
・人付き合いが苦手でも、踊れれば大丈夫。居場所になる

■ビギナー講習会のはじまり
 では、どうやって彼らにスクエアダンスの世界に来てもらえばいいでしょうか。
 発達障害の人は新しい事が苦手です。いきなり「スクエアダンスに行こう」と言っても、まず「スクエアダンス」がどんなものかもわからない、興味をもってもらうのは難しいです。行った先で独特のこだわりが出ては、周りの人が彼らの扱いに困るかもしれません。
 それなら、もともと面識のある人たちだけでならどうだろうか。子供と親のペアで4カップル。親なら子供をある程度コントロールできるし、親がいれば子供にとっても新しい事を始める壁は低いでしょう。顔見知りの人たちの集まりであれば、参加するように説得する事もやり易いでしょう。親と子で一緒に楽しめたらいい事だし、子が親に教えるっていう場面もあるかもしれないし、それは彼らにとてもよい経験になるのではないか、などと妄想が広がりました。そこで、妻が活動しているIamOKの会でトライアルをしてみることになりました。
 参加条件は、音楽にあわせて手を繋いで歩けること、指示が通ること。年齢は小学3年生以上。
 参加をお願いするにあたり、個々の会員に個別に説明はしましたが、スクエアダンスについてほとんどイメージがない中、IamOKの会でのクラブ設立をよく了承してくれたと思います。
 活動を始めるときに条件が二つありました。
・会の性格上、いつ新しい人が入ってくるかわからないので、いつでも初心者を受け入れること
・いまどきの小中学生は忙しいので、月一回が限度
 こうして、2012年10月、OKの会スクエアダンスクラブがスタートしました。

■講習を始めて
 日曜日の朝10:00〜11:30、本当にビギナーだけのスタートでした。今まで12回実施しましたが、コンスタントに来てくれるのは4組。1回だけ体験の人も含めると計25人が参加してくれました。毎月体験できるので、会に携わる方はだいたい一度は来て、スクエアダンスがどんなものか理解いただけたようです。
 ほぼ毎回、初参加の人がいます。既に何度も参加している人でも、1ヶ月経ってしまえばあらかた忘れてしまうので、常に1からの講習になります。でも、何度も踊っているから、セットも保てるし、回りながら前の人を追い越す事もなく、動作がさまになって来ました。新しい人に動作を説明するときのモデルもできます。動きの説明も短い時間ですむようになりました。独特の楽しみ方(Ladies In Men Sashayで大騒ぎするのが大好きで、うちのローカルルールです)も獲得しているし、新しい動きを覚え、できた事をみんなで喜び、自己肯定感をもてる場になっていると思います。

■ラディッシュフィールドさま
 ビギナー講習を半年実施できたところで、同じ関町にあるクラブ「ラディッシュフィールド」に挨拶に行きました。出不精のせいで、ラディッシュフィールドに知人はいません。知人が一人もいないクラブを訪ねるのはとても緊張しますね。でも、いずれ交流できるようになることも当初から目標としていたので、勇気をふるって訪問しました。予告もなしに訪問しては怒られるかしら、と思っていましたが、OKの会の活動についてお話しすると、すぐに「ビギナーばかりでは大変でしょう。手伝いましょう」と言ってくださり、様子を見にきてくださいました。その後は、2セットあったほうが良いだろうとの配慮からと思いますが、毎回10人前後も来て下さっています。ほとんど知らない私たちの活動を支援していただけるなんて、本当にありがたいです。ラディッシュの方々が、孫のような子供たちとのダンスを楽しんでくださっているのなら、うれしい限りです。
 うちの子供たちがラディッシュに遊びにいけるようになるのは、まだかなり先になるでしょう。気長にお付き合いさせていただければと思います。



もうすぐクラブが始まって1年です。
興味を持ってくれて、毎回楽しんで踊ってくださる参加者の皆様に感謝いたします。
今後も、楽しく踊っていって、地域の皆様ともつながっていきましょう。
次回は、10月20日 10時〜11時半
場所は関町北地区区民館2Fレクルームです。
皆様の参加を心よりお待ちしております。


posted by I am OK | スクエアダンス
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